虫がつきにくいおススメの庭木のご紹介!
前回はグランドカバーについてご紹介しました(^^)
今日は庭木についてです!
お庭を創る時にお家の顔になるシンボルツリー。
悩まれる方って多いと思います。
和風に合う庭木、洋風に合う庭木・・・
見た目で決める事はそう難しくはないのですが、
一番の悩みの種は
「虫」
ですよね・・・(:_;)
彼らに罪はないんです。。。
でも出来れば招き入れたくはないのですよね。笑
虫がつきにくい(と言われている)おススメの庭木
を調べてみましたので、ご紹介します♪
ただし、庭木は生物ですので、
花が咲いたり、実がついたり、
卵を産まずとも虫は寄り付く可能性は0ではないんです。
あくまでつきにくいと言われているというところでご参考まで・・・♪
シマトネリコ
シンボルツリーの定番です。
生長が早いため剪定をするなどして維持が必要です。
常緑樹には珍しいライトグリーンの葉を持ち爽やかなイメージ。
黄色と緑の斑入りの品種もあり、人気があります。
和風洋風問わず合います。
耐寒性は弱いので、冬期には落葉することもあります。
5〜6月頃白い花を咲かせて、秋ごろ豆のような実をつけます。
害虫には強いと言われていますが、
ハマキムシ・スズメガ・シマケンモン
などの被害があります。
アオダモ
シマトネリコに続いてシンボルツリーとしてよく使われます。
根元から複数の幹が立ち上がる株立ちで
4〜5月頃白い花が枝先に咲き、シマトネリコのように豆のような実を付けます。
落葉樹なので秋には平地では淡く黄葉し、山地では紅葉します。
日当たりがよく水はけがいいところを好みます。
成長が遅めなので、維持が楽で剪定も不要です。
強度が強く、バットやラケットに使われたりします。
病害虫が少ないと言われていますすが、
カミキリムシ・テッポウムシ
がつくことがあります。
オリーブ
常緑樹ですが葉の色が明るく、裏は銀白色をしています。
細長くとがった固い葉をしています。
洋風のお庭に合い、とってもお洒落な色合いと見た目で人気があります。
5月〜6月頃にクリーム色の花が咲き、オリーブの実が収穫できますが、
食用にする場合には緑色の実、オイルを採る場合は完熟した黒紫の実を使います。
生育が早いので剪定は必要です。
根の張りが浅いため強風に弱いです。
毛虫の大量発生はない、だとか、つきにくい、という声もあります。
が、
オリーブアナアキゾウムシ(絶対つくでしょ的な名前)やハマキムシ
などの被害があるそうです。
ミモザアカシア
ミモザというのはアカシアの総称として呼ばれています。
よく見られるミモザはギンヨウアカシアといい、
細い銀葉色の葉が密に並び、
2月〜3月に黄色の小さなかわいいぽんぽんが咲きます。笑
マメ科らしい豆の形の実がつきます。
木は真っ直ぐ直立して、上方で分岐し、きれいな樹形です。
根が浅いため、強風積雪に注意が必要です。
日当たりのいい場所を好みます。
耐寒には弱いので、寒い地方には向いてません。
病害虫に強いとは言われていますが
イセリアカイガラムシ・ミノガ
がつくことがあります。
フェイジョア
ユーカリに似た丸い厚みのある葉を持ち、
表は光沢のある深い緑、裏は白と、コントラストがとても綺麗です。
幹は赤く、6月〜7月に南国風の花が咲くので、お庭のアクセントとなります。
10月〜11月頃には実を収穫することができ、
甘い南国フルーツのような味がするそうです。
日当たりのいい風通しの良い場所であれば農薬も肥料もいりません。
枝すかしをするとナチュラルにかわいらしい雰囲気になります。
果樹は虫がつきやすいですが、フェイジョアは被害が少ないと言われています。
コウモリガ・アブラムシ
などがつくことがあるそうです。
いくつかおススメの庭木を挙げてみましたが・・・
調べて分かりました。
「絶対に虫がつかない木」というものが見つからない!
ということです。(*_*)
絶対に虫をつけたくない!
という方はこまめに剪定や防虫対策が必要のようですね。
しかし
・日当たりのいいところ
・風通しのいいところ
・水はけがいいところ
など、植木に合った環境に注意してみるのも
虫を寄せ付けない方法の一つだと思います。
とは言え、植栽はお庭のアクセントとして必須項目・・・
虫の苦手な方は参考にしていただき、
お庭の雰囲気に合った素敵な植栽を選んでみてください♪
新年あけましておめでとうございます。
芝生の代わりにおすすめ!グランドカバーのお話。